<松葉・緑>=「健康長寿」

古来より松は神が宿る木と言われ、四季を通して葉の色が変わらない常緑樹であることから、「常盤木(ときわぎ)」と呼ばれて長寿延命のシンボルとして愛されてきました。

松のご利益を調べていたら、興味深い話を見つけました。高野山金剛峰寺にある『三鈷の松』のお話しです。

「三鈷の松」の前に建てられている立札から引用すると、、、

『その昔、弘法大師が唐から帰国する際、日本で密教を広めるのにふさわしい聖地を求めて、明州の港から密教法具である三鈷杵(さんこしょ)を投げました。帰国後、その三鈷杵を探し求めると、高野山の松の木に引っかかっていました。こうして高野山は真言密教の道場として開かれることになりました。以降、この松の木は「三鈷の松」と呼ばれ、広く信仰を集めています。普通松の葉は2葉か5葉ですが「三鈷の松」は密教法具のように3葉になっているのが特徴です。』

「三鈷の松」から落ちた3葉の松の葉は、縁起物として開運のお守りになるとされ、拾って帰る人が後を絶たないそうです。

うーん。お守りになる松の葉、私も高野山に行ってぜひ拾いたいです!!

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